手しごとで扱うさまざまな布と、技法などの専門用語を集めてみました。
   ご紹介したのはほんの一部ですが、今後さらに充実させていきたいと思っています。
   ご質問・御意見等ありましたら、こちらまでお願いします。

  • 藍(あい)
    タデ科の一年草。インドシナ原産。古く、中国を経て日本に渡来。
    藍染めの染料をとるため、古くから各地で栽培されていた。
    この葉からとった深い青色の染料は虫除け効果もあり、江戸時代に庶民に普及した。
  • 藍染(あいぞめ)
    藍で染めた布。または染める過程のこと。汚れが目立ちにくく、色もあせにくい。
  • 大島紬(おおしまつむぎ)
    鹿児島県大島から産出する紬(つむぎ)の総称。シルク。
    ティーチキと呼ばれる植物の煮出し湯と、泥中の鉄塩とで褐色に染める伝統的な泥染が有名。
    他にも、藍染めの糸を使った藍大島や、多色の糸を織り交ぜた色大島などがある。
    織締めによる、細かな絣(かすり)のもようが特徴。
  • 押し絵細工
    端切れを組み合わせて模様を作り、中綿を入れて立体的に仕上げた布細工。
  • 絣(かすり)
    緯糸か経糸の一部をあらかじめ防染し、染め分けた後に機にかけることで作られる布。
    かすれたような模様のずれに独特の風情がある。
    14から15世紀にかけて、マラッカ、シャムなどの南方の島々から伝わったとされる。
  • 錦紗(きんしゃ)
    縮緬の種類のひとつ。縦糸が密に織られていて、しぼが細かく、滑らかでしなやかな感触が特徴。
    大正時代から昭和初期にかけて盛んに織られた薄手の縮緬。。
  • 刺し子(さしこ)
    衣類を補強するため、布に細かくさし縫いを施したもの。
    実用のほか、デザインとしてもあしらわれた。
  • 更紗(さらさ)
    室町時代末期に南蛮貿易によって、インド等から日本にもたらされた木綿布。
    人物や鳥獣、草花などが鮮やかな色で染められている。
  • 縮緬(ちりめん)
    緯糸によりをかけて平織りにした絹織物。一面の細かなしぼは、光をやわらかく反射し、
    しっとりとした質感を持つ。
    江戸時代に紬や羽二重とともに広まり、現代でも着物の生地として用いられている。
  • 筒描(つつがき)
    筒の先端から米糊を絞り出して模様を描く染の技法。
    糊で描いた部分が防染されて白く浮き上がる。負担河や油単などに多く使われた。
  • 紬(つむぎ)
    シルク。紬織(つむぎおり)の略。紬糸、または玉糸で織った、平織りの丈夫な絹織物。
    軽くてあたたかいのが特徴で、古くから用いられてきた。
  • 宮古上布(みやこじょうふ)
    沖縄県宮古島やその近辺に伝わる、絹や麻などを素材にして織られた絣の織物。
  • 結城紬(ゆうきつむぎ)
    茨城県結城市付近から産出する、絹織物。紬(つむぎ)の一種なので、軽くてあたたかい。